令和6年1月-3月景況調査分析結果

広川町商工会では、町内5業種・50者を対象に四半期ごとに景況調査実施し分析をしています。

以下、1月-3月の調査分析結果について報告します。

 

今期(令和6年1月~3月)の景況調査の結果は、全体としては、売上高は0.0ポイント、資金繰りは-8.0ポイント、採算は-12.0ポイントで、前期の調査(令和5年10月~12月)より売上高、資金繰り、採算のすべてのDI値が悪化した。特に、資金繰りと採算のDI値が大きく悪化した。

 

業種ごとでは、売上高は小売業で5.0ポイントで増加したものの、サービス業で-8.3ポイントの減少、製造業と建設業で0.0ポイントの不変であった。資金繰りは建設業が0.0ポイントで不変だった以外は、悪化しており、サービス業が-16.7ポイント、製造業が-10.0ポイント、小売業が-5.0ポイントの悪化であった。採算は、建設業とサービス業が0.0ポイントで不変だったものの、建設業と小売業が-20.0ポイントの悪化であった。売上高、資金繰り、採算ともに、建設業が不変だった以外は減少や悪化が目立った。

 

来期の見通しは、全体としては、売上高が30.0ポイント、資金繰りが20.0ポイント、採算が22.0ポイントで、増加や好転の見通しであり、前期の調査と同様に増加や好転と回答した割合が大きくなっている。特に、前期の調査と同様、建設業で増加や好転と答えた割合が大きい。

 

今期の業況に関しては、全体では、「ふつう」と回答した事業者が最も多く、次いで「悪い」が多かった。前期の調査と比較して、「良い」が減少し、「悪い」が増加した。従業員数に関しては、全体では、「適正」と回答した事業者が最も多く、次いで「不足」が多かった。

第4四半期2024.1-3_景況調査結果

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