八女茶を活用した広川町の特産品開発【ゆげ製茶】

ゆげ製茶外観
35年前から他に先駆けて減農薬減化学肥料での茶生産にこだわり、生粋の自社農園だけの「純粋な八女茶」を栽培してきた。販売はJAが大半だが、近年では自社直売所での販売にも力を入れてきました。また、久留米大学の学生とのペットボトルの共同開発など官学連携による地域資源を活用した事業も積極的におこなっています。また、紅茶の製造を2017年に広川町ではじめて実施。広川の名産となることを目指した結果、高品質の和紅茶を、世界で最も厳しいと言われているインド北ベンガル鑑定士の品評会(インド政府公認)に日本初出品し、ダージリンアワードを受賞することができました。

新事業に取り組むきっかけ・概要

ゆげ製茶内観
近年国内のお茶需要減少への対策として、特に若い世代をターゲットとし、お茶を気軽に取ってほしい、当社の生産へのこだわりを伝えたいとの思いから、お茶の新しい食べ方の提案として「食べる緑茶ノーラ」「食べる紅茶ノーラ」を開発。更に地域ブランドとして、「幸茶」シリーズを開発。新商品開発から、新しい顧客獲得を目指す取組みです。

成果や今後の展望

事業主写真
弓削健二・京子夫妻

「八女茶」を使用した「グラノーラ」は当社が初めて開発する商品でした。パッケージに「八女郡広川町」と印刷することで、地域性も訴求。当社商品は、「地域」性が高い商品であり、産地証明や、商標(商品名)登録等によって、差別化が図られているため、ブランド浸透によって、販売促進が加速させることができました。今後も展示会への出展を積極的に行い、広川の良さと共に自慢の一品を広めていきたいと思います。


ゆげ製茶

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