令和5年7月-9月景況調査分析結果

広川町商工会では、町内5業種・50者を対象に四半期ごとに景況調査実施し分析をしています。

以下、7月-9月の調査分析結果について報告します。

 

今期(令和5年7月~9月)の景況調査の結果は、全体としては、売上高は6.0ポイント、資金繰りは2.0ポイント、採算は-12.0ポイントで、いずれも前期の調査(令和5年4月~6月)よりポイントが下がった。売上高と資金繰りはかろうじて改善傾向であるが、採算性は悪化傾向に転じた。

業種ごとでは、売上高は小売業、サービス業で増加し、製造業、建設業では不変であった。また、資金繰りにおいては小売業が10.0ポイントの好転で、製造業、サービス業が不変、建設業が-14.3ポイントの悪化であった。採算は、小売業が10.0ポイントの好転だったものの、製造業、建設業、サービス業が悪化で、特に建設業が-57.1ポイントの大幅な悪化となり、全体としても悪化に転じた。資金繰り、採算ともに、建設業の悪化が目立った。

来期の見通しは、全体としては、売上高が12.0ポイント、資金繰りが8.0ポイント、採算が2.0ポイントで、好転の見通しであるが、前期の調査より好転と回答した割合が大きく減少している。今期の業況に関しては、全体では、「ふつう」と回答した事業者が最も多く、次いで「良い」と「悪い」がほぼ同数であった。従業員数に関しては、全体では、「適正」と回答した事業者が最も多く、次いで「不足」が多かった。

第1四半期2023.7-9_景況調査

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