令和5年4月-6月景況調査分析結果

広川町商工会では、町内5業種・50者を対象に四半期ごとに景況調査実施し分析をしています。

以下、4月-6月の調査分析結果について報告します。

 

今期(令和5年4月~6月)の景況調査の結果は、全体としては、売上高は20.0ポイント、資金繰りは10.0ポイント、採算は12.0ポイントで、いずれのDI値も改善傾向が続いている。

業種ごとでは、売上高は製造業、建設業、小売業、サービス業のすべてで増加しており、特に小売業が23.8ポイントで増加が大きかった。また、資金繰りにおいては製造業が-10.0ポイント、サービス業が-9.1ポイントの悪化であったが、小売業が28.6ポイント、建設業が12.5ポイントの好転で、全体として好転した。採算は、建設業が-12.5ポイントの悪化であったが、小売業が33.3ポイントの大幅な好転になった。売上高、資金繰り、採算のいずれにおいても小売業の改善が顕著であった。

来期の見通しは、全体としては、売上高が30.0ポイント、資金繰りが20.0ポイント、採算が22.0ポイントで、前期調査で悪化の割合が大きかった採算も含め、すべてが改善している。

今期の業況に関しては、全体では、「ふつう」と回答した事業者が最も多く、次いで「良い」と「悪い」が同数であった。

従業員数に関しては、全体では、「適正」と回答した事業者が最も多く、次いで「不足」が多かった。「過剰」と回答した事業者はいなかった。前期の調査と同様、特に建設業において、不足感が大きい。

 

景況調査第1期

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA